ショート丈のダッフルコート
2024年03月04日
本来の意味を失ってまでも
ダッフルコートのデザインアイデンティティである「防風・防寒」という本来の意味を少々失ってまでも「軽快感」を前面に押し出した、ショート丈のダッフルコートです。トグルボタンは3つになっています。
数年前にbeamsの店頭でセールになっているのを見つけました。一目惚れで衝動買い。
ディテール
ジャケットを着ていたらそれがギリギリ隠れる程度の長さです。尻がたっぷりと隠れます。
トグルボタンは3つ。これは水牛の角ではなく、レジンですね。購入時2万円程度になっていたと思うので、この価格ではあまり本物は追求できません。しかしほどほど良い質感です。
本来は大きくあるべきフードは、比較的小さめ。「街中でかぶるやつはいないだろう」という割り切りだと思いますが、軽快感に一役買っています。
襟留めは別体ではなく「襟から生えている」スタイルです。
面白いのは箱ポケットです。本来のポケットの下に手をつっこむための二重ポケットがついています。箱ポケットの側面から手を入れられます。これ便利!ショート丈とあいまって、街着に楽なデザインです。
メルトン生地も「本物」に比べれば軽めです。
Conclusion
下にハイゲージのラム・クルーネックセーターを着て出たら、歩いていると暑くなってしまいました。この日は夜でも8℃くらいあり風も無かったので、重装備すぎたかも?
本格派のダッフルコートでは、見ている人まで暑苦しかったことでしょう。
このような「IVYモチーフのアイテム」も、たまには面白いものです。
ところで、シャツ。なんとなくタッターソールを選んだのですが、馬術由来のアイテムと海のダッフルコートとはあまり相性が良いとは言えず。選択ミスですね。
この記事は2024/03/04に公開され、332 ビュー読まれました。